投資初心者の主婦なら【つみたてNISA】がおすすめです！！

初めて投資をするなら長期で投資信託をするのがおすすめです。

投資信託とは簡単に言うと、投資のプロにお金を預けて資産を運用してもらうことです。

その中でも特に初心者・主婦におすすめなのが『つみたてNISA』です！

投資を考えている人の参考になると嬉しいです！

長期投資の魅力

基本的に、投資はデイトレードのような短期投資ではなく、15年以上資産を持ち続ける長期投資が断然おすすめです。

投資期間が長くなると、

1. 資産が複利の力でどんどん増えていく
2. 収益が安定する

順番に解説していきます。

複利の効果

複利とは、元本についた利息に対しても、さらに利息が付くこと。

100万円を5％で運用した場合の利息金額(単位：万円)▼

	1年目	2年目	3年目	30年目
単利	5	5	5	5
複利	5	5.25	5.51	20.58

単利だと、ずっと年に5万円の利息がついていくだけですが、複利の場合は、【元本＋利息】に利息がつくので、年々利息の金額が増えていきます。

最終的に、複利の効果で100万円が30年後には約432万円になります。

単利で計算すると、100万円は30年後に約250万円です。

なんと！その差は30年で182万円にもなります！！

このように、長く資産を運用することで複利の効果がより働いて、雪だるま式に資産が増えていきます。

収益が安定する

投資は運用する期間が長くなるほど、年平均の収益率は安定していく傾向があります。

下の図は『S＆P500』指数(アメリカで時価総額の大きい主要500社)の過去30年のチャートです。

株式市場は短期的にみると、上がったり、下がったりを繰り返すものの、

相場が良い時も悪い時も経験しながら、長期的には経済成長が続くことで株式市場の株価は上がっていきます。

投資信託(ファンド)

初心者におすすめなのが投資信託です。

投資信託とは、多数の投資家から資金を集めて、プロの専門家が代わりに投資、運用をします。そこで得た利益を投資家に分配する仕組みの金融商品のこと。

投資信託は、投資のプロがいろいろな投資先を選んでひとまとめにしたセット商品のようなものです。

投資初心者だと、どんな会社の株を買えばいいかわかりませんよね？

投資信託なら、自分で買い付けるよりも、はるかにプロ級の投資をすることができます。

投資信託(ファンド)のメリット

• プロが運用してくれることで、個人では買いにくい日本以外の世界株にも投資することができる
• 通常、株式投資にはある程度まとまったお金が必要。でも投資信託は少額から投資できる
• 投資信託は、投資先が分散されているため株式投資よりリスクが低い。

投資信託(ファンド)のデメリット

• プロに任せる以上運営会社に手数料がかかる
• プロが運用するといっても、運用がうまくいかず損失を出す可能性もある

インデックスファンドがおすすめです。

投資信託には大きく分けて2種類あります。

1. インデックスファンド
2. アクティブファンド

インデックスファンド

インデックスファンドとは、『日経平均』、『TOPIX』のような【指数】と同じ値動きを目指す投資方法のこと。

例えば、日本の有名企業255社の株が、まとめて一つの商品になっている投資信託(ファンド)があるということ。

アクティブファンド

アクティブファンドとは、『日経平均』、『TOPIX』のような【指数】以上の収益を目指す投資方法のこと。

アクティブファンドはインデックスファンドに勝とうとするファンドですが、インデックスファンドより良い成績を残せるアクティブファンドはとても少ないです。

また、銘柄の入れ替えや情報収集などにコストがかかるため、インデックスファンドに比べて手数料が高めに設定されています。

初心者・主婦につみたてNISAがおすすめの理由

• 『つみたてNISA』とは
• つみたてNISAがおすすめな理由
• おすすめのインデックスファンド
• NISA口座を作るおすすめの金融機関(証券会社)

『つみたてNISA』も投資信託ですが、【NISA口座】を使うことで、さまざまな優遇を受けられます。

つみたてNISAとは

つみたてNISAとは、少額投資非課税制度のこと

簡単に言うとNISA口座を使うと、年間40万円までの投資なら、利益が出ても税金は取られません。

毎月コツコツ積み立てて、最長20年間、非課税で資産運用できますよ！という制度です。

普通、投資ででた利益は約20％の税金がかかります。

例えば10万円の利益が出た場合、一般口座なら約2万円の税金が引かれ手元には約8万円しか残りません。

月々3万円を20年間運用した場合の積立金額と運用益です(年利5％想定)▼

積立額は720万円ですが、運用益が513万円で運用総額はなんと1,233万円になります！

長期で運用することで複利の力や収益の安定性の恩恵が受けられます。

老後の資金作りにも有効な手段ですね。

通常、株式の投資には、まとまった資金が必要になります。

つみたてNISAなら、月1000円から投資できるので、無理のない範囲で始められます。

つまり、国が認めたファンドしか買えないから、初心者にとって安心できます。

価格が変動する金融商品を常に一定金額で、定期的に買い続けることをドルコスト平均法と言います。

ドルコスト平均法で買い続けることで、株価の高い所でも買い、株価の安い所でも買うことになります。

長い期間、毎月定期的に買うことで、株価の平均を狙っていけるということです。

プロの投資家でも相場を読むことは不可能です。長期的な資産形成を行う上で、ドルコスト均等法は有効な投資手法といわれています。

おすすめのインデックスファンド

①eMAXISSlim全米株式(S＆P５００)

Ｓ＆Ｐ５００に連動したインデックスファンドです。

『Ｓ＆Ｐ５００』はアメリカで時価総額の大きい主要500社の株価をもとに算出される株式指数です。

米国株式市場の時価総額の約80%を網羅しているため、S&P500への投資はアメリカ経済にまるごと投資するイメージです。

S&P500の上位銘柄は、アップル、マイクロソフト、Amazonなどなど世界的に超有名な企業ばかりです。

また、アメリカは先進国の中でも唯一人口が増加しています。

こういった面から、アメリカはまだまだ経済成長が期待できます。

②eMAXISSlim全世界株式(オール・カントリー)

全世界の株式を投資対象とするインデックスファンドです。

「投信ブロガーが選ぶ！ Fund of the Year 2021」でも圧倒的な支持を受けて1位を獲得しています。

アメリカ経済はこれまで良い成績を残してきました。でも、これから一番良い成績をあげるのは、アメリカなのか、日本なのか、先進国なのか、新興国なのか、未来のことは誰にもわかりません。

このファンド1つで全世界の株式に分散投資できます。

しかも、このファンドは経済の移り変わりに合わせて、各地域へ投資する割合、組み入れ銘柄を自動的に入れ替えてくれます。

おすすめのファンドは2つとも信託報酬が超低コストです。長期投資になると、運用にかかるコストをおさえるのも重要なので、ファンドを選ぶ時は手数料・信託報酬の少ないファンドを選びましょう！

おすすめの金融機関(証券会社)

『NISA口座』は原則1人1金融機関でしか作れないので、最初にどこの金融機関（証券会社）で口座を開設するかが大事です。

『NISA口座』を作るなら、断然ネット証券がおすすめです。

• つみたてNISAの商品本数が豊富
• 最低積み立て金額が100円から
• 「毎月」、「毎週」、「毎日」と積み立てるタイミングが選べる
• 証券会社によってはポイントが貯まる

大手ネット証券だと、SBI証券、楽天証券がおすすめです！

まとめ

初心者・主婦に『つみたてNISA』がおすすめの理由

1. 運用できる期間が20年で、長期投資に向いている
2. 年間40万円まで利益が非課税になる(普通、投資で得た利益は約20％の税金がかかる)
3. 少額から投資を始められる(月1000円～)
4. 金融庁が認めたファンドしか買えないから安心
5. 定期的に買うことで株の暴落リスクを減らせる

おすすめのインデックスファンド

1. eMAXISSlim全米株式(S＆P５００)
2. eMAXISSlim全世界株式(オール・カントリー)

おすすめのネット証券

1. SBI証券
2. 楽天証券

投資期間が長ければ長いほど、資産を持ち続けることで複利の力がより働きます。

時間を戻すことはできません。資産形成をしようと思った時が始めるタイミングなのではないでしょうか？

※投資である以上損をする可能性はあります。リスクのない投資はありません。初心者ほど慎重にいきましょう。

投資を始める参考になったら嬉しいです！

最後まで読んでいただきありがとうございました。